生 理 学 |
看護学生のための解剖生理学期末試験対策 生理学編
解剖生理学のうち生理学分野は、解剖学分野と比べると試験問題を作りにくいと個人的には感じていますが,以下に記す事項は学校の試験のときには覚えておくとよいでしょう。教科書一冊が範囲の時は,以下の内容は覚えておいて損はないと思われます。生理学の試験には出なくても,臨床医学の講義の理解に必要になってくるでしょう。
とりあえず私の頭に浮かぶ問題の出しやすい箇所はというと, 下を見てね!
解剖生理学のうち解剖学分野の要点はこちらを御覧下さい。
解剖学要点整理
解剖学演習
・ 心臓の筋肉は心房は*層,心室は*層(数字),心房と心室の間は刺激伝導系を除き***(漢字)連絡なし。
・ 心臓の刺激伝導系 洞結節,房質結節,ヒス束,プルキンエ線維
・脈圧
・心音のI音とII音
・ 子宮収縮作用のあるホルモンは?
・ 乳汁分泌作用のあるホルモンは?
・月経周期とホルモン変化、産婦人科の教科書をみておくと尚可。
・ 抗利尿ホルモンは?/ 腎Na再吸収作用のあるホルモンは?
・ 交感神経と類似の作用を有する内分泌器官は?
・ 下垂体後葉から分泌されるホルモン二つの名称
・ 副腎の組織, 三つの層と分泌ホルモンの名称を書けるように!
・ 視床下部-下垂体-卵巣のホルモンについて説明出来るように!
・ 卵胞ホルモン=エストロゲン,黄体ホルモン=プロゲステロン
・ 血液細胞の種類, 白血球分類,三つある顆粒球の名称は?
・ 血漿と血清の区別
・ 血液細胞の分化過程における名称の変化
・ 肺活量,1秒率の正常範囲
・吸気筋と呼気筋、補助呼吸筋
・頸動脈小体
・ 赤血球数,ヘマトクリット,ヘモグロビンの正常値,男女差
・赤血球の分化段階と名称、顆粒球の分化段階と名称
・血小板のもとになる細胞の名称
・ 肺機能検査の1秒率とは何のこと?
・ 動脈血PaO2,PaCO2の正常範囲
・ 呼吸/ 残気量,残気率とは何か?
・ ランピエ絞輪と跳躍伝導
・ オーバーシュート
・ Na-K ATPase/ 移動するNa, Kの個数
・ 体性神経,自律神経のシナプス,効果器との間の化学伝達物質を整理!
・ 消化管の運動,蠕動運動の他何があるか?
・ 眼の中間透光体には何が含まれるか?
・ 肺の肺胞上皮2種類,サーファクタントを分泌し,虚脱を防いでいるのは?
・ 視細胞二つと役割(明暗,色覚)
・ 視神経乳頭に該当する視野は何と呼ばれるか? *****盲点/高校生物学の教科書記載とは区別せよ。
・ 腎臓の糸球体の出入りする直前,直後の血管の名称
・ 腎血流量,血漿流量,糸球体濾過量の測定方法,測定に用いる物質
・ 原尿と再吸収
・膀胱の畜尿と排尿の自律神経支配
・ 造血因子 エリスロポエチン(産生臓器は?,どの血液細胞が増加する?), Colony Stimulating Factor
・ リンパ球を2種類に分類すると *細胞と*細胞 /胸腺由来のはどっち?
・ 嚥下の各相を列記できるように。
・ 胃酸の分泌刺激 ヒスタミン,副交感神経,ガストリン(消化管ホルモン)
・ 膵液分泌を促す消化管ホルモン、その他の消化管ホルモンと作用
・ 大脳のうち随意運動の中枢は***回,ブロードマン脳地図area*(数字)?/体性感覚についてはどうか?
・ 視覚領野の存在部位
・ 言語中枢 運動性と感覚性の位置,二つの人名
・ 大脳基底核 全部書ける?、線状体とは何処と何処の組み合わせ?、役割は?
・ 脳幹網様体の働き
・ 皮質脊髄路,錐体交叉を説明出来るように。
・ 温痛覚と深部感覚の伝導路の違いを説明出来るように。
・ 血清Caの調節因子 PTH ,カルシトニン,ビタミンD、、PTHで血清リンは上昇と低下のどっち?、PTHとカルシトニンはどこから分泌される?
・ ビタミンDの活性化は何処と何処で行なわれるか。
・ 赤血球の寿命が来たら以後どうなるか/間接ビリルビン/直接ビリルビン/胆汁中へ/ウロビリノーゲン/腸肝循環。先生によっては黄疸の原因とどちらのビリルビンがあがるということまで問うてくるかもね。
・ 胆汁の働き,胆嚢を収縮させる消化管ホルモンは何?
・ 老化赤血球の処理臓器
・ 止血機構 プロトロンビン/トロンビン/フィブリノーゲン/フィブリンその他
・ 摂食中枢と満腹中枢の部位
・ 体内時計の存在部位
・ REM 睡眠の REM とは何の略?
・ 胃の外分泌 胃酸,ペプシン,粘液を産生する各細胞の名称は?
・ 抗原提示細胞の代表
・ 免疫グロブリン5種類の名称,胎盤通過性があるのは?/アレルギーと関係があるのは?
・ 感染症で増加する血液細胞は?/アレルギーや寄生虫感染で増加するのは?
・ 耳石
・ 直進加速度と回転加速度の感知部位(耳)
・ 死腔(呼吸)とは?
・ 内耳にある音の感覚を脳に伝える細胞の名称は?
・ ルフィーニ,パチーニ,マイスネルとかの皮膚の構造物と対応感覚
・ 鼻の役割/耳鼻科の教科書を見たほうがよいかも。
・ 胃,膵液内の酵素の名称と何を何に分解するか覚えておく。
・ 眼/近見時に起こる現象
・ 呼吸性不整脈 脈が増えるのは吸気時と呼気時のどっち?
・ 閾値(いきち)
・ レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系 内科/泌尿器科の教科書で腎血管性高血圧,内科学雑誌で高血圧治療,ACE阻害薬,アンギオテンシンII受容体拮抗薬の記載を読むと理解が深まる。
・ 筋紡錘
・ 等張性,等長性,等尺性収縮
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