解剖生理学(解剖学)演習問題/予想問題

 主に、看護学生、薬学生、診療放射線技師、臨床検査技師、管理栄養士、医療事務などコメディカル、福祉分野学生用。体育学科の学生にも参考になるかもしれません。解剖生理学のうち、解剖学分野のみ取り扱っています。要点整理、知識確認、勉強方法の工夫の参考に御利用下さい。                      

01.三角筋は(1 )神経支配であり、上腕二頭筋は( 2 )神経支配である。
02.胸壁・腹壁の筋層それぞれ三層構造をとる。胸壁は外側より内側に外肋間筋・( 3 )筋・( 4  )筋の順で並び、腹壁は外腹斜筋・( 5 )筋・(6 )筋の順序で並ぶ。
03.三叉神経第一枝は眼神経であり、第二枝は(7 )神経であり、第三枝は(8 )神経である。
04.副鼻腔のうち中鼻道に開くのは前篩骨洞と( 9 )・( 10 )であり、上鼻道に開くのは後篩骨洞である。また蝶形骨は蝶形陥凹に開く。
05.外眼筋のうち、外転神経の支配を受けるのは( 11 )であり、滑車神経の支配を受けるのは( 12 )である。他は(13)神経の支配を受ける。
06.腹腔内臓器を栄養する主な動脈は腹腔動脈・( 14 )動脈・( 15 )動脈である。
07.眼球壁は三層構造を取る。内膜を構成するのは(16)であり、中膜を構成するのは( 17 )であり、外膜を構成するのは(18)である。
08.鼻中隔を構成するおもな要素は(  19  )・(  20  )・(21)である。
09.脳は2本の(22)動脈と二本の(23)動脈により栄養される。
10.髄膜は脳や脊髄を包む膜であり外側から内側に(24)・( 25 )・(26)の順にならんでいる。
11.太腿四頭筋は( 27 )・( 28 )・( 29 )・( 30 )の成分よりなる。
12.太腿(31)頭筋は太腿の屈曲に関与し、太腿(32)頭筋は太腿の伸展に関与する。また、上腕(33)頭筋は上腕の屈曲に関与し、上腕(34)頭筋は上腕の伸展に関与する。
13.太腿の内転筋群は(35)神経の支配を受ける。
14.(36)神経麻痺では下垂手を生じ、(37)神経麻痺では鷲手を生じ、(38)神経麻痺では猿手を生じる。また、(39)神経麻痺では下垂足を生じる。
15.外眼筋の中で動眼神経の支配を受けるのは( 40 )・( 41 )・( 42 )そして( 43 )である。
16.ウィリス大脳動脈輪の構成要素を前方よりあげると、前大脳動脈・( 44 )動脈・中大脳動脈・( 45 )動脈・( 46 )動脈・脳底動脈となる。
17.視神経管の中には視神経と( 47 )が入る。また内頭蓋底の正円孔には( 48 )が通り、卵円孔には( 49 )が通る。
18.内頭蓋底の棘孔からは(  50  )が出てくる。また、内耳孔には( 51 )と( 52 )が通る。
19.頚静脈孔には内頚静脈のほかに舌咽神経・( 53 )・( 54 )が通る。
20.脳神経の中で副交感神経成分を含むのは迷走神経・(55)神経・(56)神経・ (57)神経である。
21.食道の上部の筋層は(58)筋よりなり、下部は(59)筋よりなり、中部はその両者が混在している。
22.食道の生理的狭窄部位は4つあり、上方にあるものからに列記すると、食道入口部・( 60 )との交叉部・( 61 )との交叉部・( 62 )貫通部である。
23.胃の入口は(63)といい、出口は(64)という。
24.十二指腸下行脚には膵菅と胆菅が合流し開口する(  65  )がある。
25.小腸は口側より肛側に十二指腸・(66)・(67)に区分される。大腸は口側より肛側に(68)・上行結腸・( 69 )・下行結腸・( 70 )・直腸に区分される。26.膀胱括約筋・肛門括約筋ともに内括約筋は(71)神経支配であり不随意筋であり、外括約筋は(72)神経支配であり随意筋である。
27.女子における後腟円蓋上方の直腸と子宮の間の間隙は(  73  )といわれる。これはまた(  74  )ともいわれる。
28.門脈の主な三つの根は( 75 )静脈・( 76 )静脈・(77)静脈である。
29.肺には機能血管としての(78)動静脈と栄養血管としての( 79 )動静脈がある。
30.右肺は(80)葉に分かれ、左肺は(81)葉に分かれる。
31.気管分岐部で正中線よりの傾斜角度が小さく異物が入りやすいのは(82)主気管支である。
32.喉頭の入口部には( 83 )と言われるものがあり、誤嚥を防止している。
33.寛骨は(84)・(85)・(86)の癒合したものであり、仙骨は(87)の癒合したものである。
34.坐骨神経は( 88 )神経と(89)神経に分かれる。
35.総腸骨動脈は二つに分枝する。一つは骨盤内臓器を栄養する( 90 )動脈であり、もう一つは( 91 )動脈である。
36.体表で脈拍が触知できるの動脈には、耳前部の( 92 )動脈・頚部の(93)動脈・上腕内面の(94)動脈・前腕下端の(95)動脈・鼡径部の(96)動脈・足背部の (97)動脈がある。
37.肝臓は二つの血管から栄養を受けている。これらは(  98  )と(99)である。
38.肝臓は( 100  )により解剖学的には左葉と右葉に分けられる。
39.男子尿道の起始部を取り囲む構造物は(101 )である。
40.腎臓・膀胱間の尿排出路は(102)と言い膀胱から体外への排出路は(103)と言う。
41.右の精巣静脈は( 104 )に注ぎ、左のそれは( 105 )に注ぐ。
42.大脳基底核のうち(106)と(107 )を合わせてレンズ核と言い、(108)と( 109)を合わせて線条体と言う。
43.硬膜は頭蓋内に三つの突起を出す。左右の大脳半球間の(110 )・左右の小脳半球間の(111 )・大脳と小脳の間の( 112  )である。
44.左右の側脳室は( 113  )を経て第三脳室につながる。これは狭い( 114 )を経て第四脳室につながる。これらは脊髄内の(115 )につながっている。
45.卵管は峡部・(116)部を経て腹腔に開口している。開口する部分は房状になっており卵菅(117)言う。
46.子宮の支持装置には子宮広間膜・腟の他に( 118 )・( 119 )・( 120 )がある。
47.消化管壁の基本構造を内側から外側へと列記すると、粘膜上皮・粘膜固有層・(121)・粘膜下層・筋層・外膜または將膜である。筋層は内側は(122 )であり外側は( 123 )になっている。
48.顔面の知覚は(124 )神経支配であり、顔面の運動は(125)神経支配である。
49.大唾液腺には(126 )・(127 )・(128 )がある。
50.脳神経のうち(129)神経と(130)神経は機能的には中枢神経である。
51.第(131)頚椎は棘突起が大きく隆椎ともいう。
52.右側では腕頭動脈を経て(132 )動脈と(133)動脈が分枝するのに対して左側では大動脈より直接分枝する。
53.左房・左室間の房室弁は(134)弁といい、右房・右室間のそれは(135)弁という。
54.ヒトでは出生時に臍帯動静脈・大動脈と肺動脈を結ぶ(136 )・左房右房間の( 137)・臍帯静脈と下大静脈を結ぶ(138 )が閉鎖する。
55.耳小骨には(139 )・( 140 )・(141 )がある。
56.舌前方の味覚には(142)神経が関与し、舌後方の味覚には(143)神経が関与する。
57.心臓は二枚の將膜に包まれている。心臓を直接包むものを( 144 )といい、さらにその上にあるものは( 145 )と言う。この間の空間を心嚢という。
58.視路は視床の( 146  )を経由し、聴覚路は( 147  )を経由する。
59.アキレス腱は(148 )筋と(149)筋の共通の腱である。
60.冠動脈は左冠動脈と右冠動脈があるが、左冠動脈は主幹部を経て(150 )と(151  )に分かれる。
61.声帯の運動を支配するのは迷走神経の枝である(152)神経であり、これが麻痺すると嗄声になる。
62.胸鎖乳突筋や(153)筋は頚神経と脳神経である(154)神経の二重支配を受ける。
63.心臓の刺激伝導系はペースメーカーである( 155 )に始まり( 156 )・ヒス束を経て( 157  )線維となり心室に広がる。
64.前頭骨と頭頂骨の間の縫合は(158)縫合と言われ、左右の頭頂骨の間の縫合は( 159)縫合と言う。また頭頂骨と後頭骨の間の縫合は(160 )縫合と言う。
65.胸郭は(161)・(162)・(163)の三つの骨から作られる。
66.咀嚼筋には内外翼突筋・(164)筋・(165)筋がある。

解  答


01 腋窩    02 筋皮    03 内肋間   04 最内肋間  05 内腹斜 
06 腹横    07 上顎    08 下顎    09 前頭洞   10 上顎洞
11 外直    12 上斜    13 動眼    14 上腸間膜  15 下腸間膜
16 網膜    17 脈絡膜   18 強膜    19 篩骨垂直板 20 鼻中隔軟骨
21 鋤骨    22 内頚    23 椎骨    24 硬膜    25 くも膜
26 軟膜    27 太腿直筋  28 内側広筋  29 中間広筋  30 外側広筋
31 三     32 四     33 二     34 三     35 閉鎖
36 とう骨   37 尺骨    38 正中    39 腓骨    40 上直筋
41 内直筋   42 下直筋   43 下斜筋   44 前交通   45 後交通
46 後大脳   47 眼動脈   48 上顎神経  49 下顎神経  50 中硬膜動脈
51 内耳神経  52 顔面神経  53 迷走神経  54 副神経   55 舌咽  
56 動眼    57 顔面    58 横紋    59 平滑    60 大動脈弓
61 左主気管支 62 横隔膜   63 噴門    64 幽門    65大十二指腸乳頭
66 空腸    67 回腸    68 盲腸    69 横行結腸  70 S状結腸
71 自律    72 体性    73 直腸子宮窩 74 ダグラス窩 75 脾  
76 上腸間膜  77 下腸間膜  78 肺     79 気管支   80 三 
81 二     82 右     83 喉頭蓋   84 腸骨    85 坐骨
86 恥骨    87 仙椎    88 総腓骨   89 脛骨    90 内腸骨
91 外腸骨   92 浅側頭   93 総頚    94 上腕    95 橈骨
96 太腿    97 足背    98 門脈    99 固有肝動脈 100肝鎌状間膜
101前立腺   102尿管   103尿道    104大静脈   105腎静脈
106被殻    107淡蒼球   108尾状核   109被殻    110大脳鎌
111小脳鎌   112小脳テント 113モンロー孔 114中脳水道  115中心管
116膨大部   117采     118子宮円索  119固有卵巣索 120卵巣堤索
121粘膜筋板  122輪筋層   123縦走筋層  124三叉神経  125顔面神経
126耳下腺   127舌下腺   128顎下腺   129嗅     130視 
131七     132総頚    133鎖骨下   134僧帽    135三尖 
136ボタロー管 137卵円孔   138静脈菅   139ツチ骨   140キヌタ骨
141アブミ骨  142顔面    143舌咽    144臓側心膜  145壁側心膜
146外側膝状体 147内側膝状体 148ヒラメ筋  149腓腹筋   150回旋枝
151前下行枝  152反回    153僧帽    154副     155洞房結節
156房室結節  157プルキンエ 158冠状    159矢状    160ラムダ
161胸骨    162胸椎    163肋骨    164咬     165側頭

<1>誤りのないよう十分注意はしましたが、正解は各自でご確認下さい。
<2>上述の内容だけで合格点がとれることを保証するものではありません。各自で捕捉の勉強はして下さい。

 

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<参考サイト>
1)解剖学演習  ある学校の医学および看護の課程の解剖学試験の過去問をもとに選択問題形式で演習問題を作り、学習の支援をしている。無料だが解剖学分野のみ。
2)解剖生理学期末試験対策(でじたる書房・医学薬学) 自主制作本販売サイト。試験対策を紹介した練習問題付きの安価な電子参考が販売されている。見本頁があってカード以外の支払いも可能。