呼 吸 器 疾 患 

・ここの記載は,試験に必ず出ることを約束するものではありません。試験に出なくても,記載事項に誤りがあったなど,利用に際して損害が生じても一切の責任は負うことが出来ません。各自の自己責任で御利用下さい。

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・ 肺の血管 機能血管と栄養血管--気管支動脈(動脈血)と肺動脈(静脈血)

・ 気管の分岐角度と異物の入りやすさ (左右差)--右が体軸(長軸)に近い走行で右に入りやすい。

・ 肺胞上皮細胞の種類と機能--どっちが換気,どっちがサーファクタント分泌(肺胞虚脱抑制)か?

・ 線毛細胞とその運動障害を来たす疾患

・ 動脈血ガス分析の正常値

・ 呼吸器疾患とばち指

・ 肺癌の各組織型の特徴,治療上の配慮点,化学療法や放射線の方が適応となるのは?/異所性ACTH産生腫瘍となるのは?,Eaton-Lambert症候群

  扁平上皮癌,腺癌,小細胞癌,肺胞上皮癌,大細胞癌

  (*)看護学生向けの教科書には記載がないかもしれない。その際は,医学生向け教科書参照。試験問題としては作りやいので要注意。

・ 肺癌のスクリーニング,検診用検査方法

  喀痰細胞診と胸部レントゲン 対象とする組織型は?

・ 転移性肺癌の治療の考え方 手術適応をどう考えるか: 実は明確な解答はむずかしいが,原則を書けるように。

呼吸機能検査 肺活量と1秒率,努力呼気曲線から拘束性障害と閉塞性障害の区別らいは出来るようにする。

・慢性閉塞性肺疾患の概念,検査所見

・慢性肺気腫,画像所見=過膨張所見の具体的所見 肺野透過性,横隔膜の位置,心陰影の変化,側面像ではどのような所見があるか。,身体所見=ビール樽胸郭

・慢性気管支炎の定義

びまん性汎細気管支炎 特異的な合併症,既往症は/治療に用いる薬物(14員環か16員環のどちら?)/この治療薬が用いられる他疾患

・ サルコイドーシス 特異的画像所見/Kveim反応は名前だけ覚える/前斜角筋リンパ節生検/死因としての心病変/侵されやすい臓器は?

 気管支喘息 病態の概念 気道過敏性と好酸球性気道炎症/治療についてはcontrollerとrelieverの概念をしっかり区別すること。/ステロイド吸入薬の意義を理解/所謂抗アレルギー薬についても作用の理解を/気道リモデリング,テオフィリンと血中薬物濃度 ,喘息に禁忌の薬物(β遮断薬)、胃・食道逆流と喘息  喘息は詳しく覚える

 

・抗アレルギー薬

 概念の混乱はあるが,ひとつの分類としては

 肥満細胞脱顆粒抑制薬 

 抗ヒスタミン薬 

 ロイトコリエン拮抗薬 

 トロンボキサン合成酵素阻害薬

 トロンボキサン受容体拮抗薬 

 代表的薬剤名も覚える

・過敏性肺炎の症状の特徴と治療

・特発性間質性肺炎 急性型と慢性型の治療方法の相違,末期病変,肺腺維症の特徴的画像所見

結核についても,気管支喘息同様詳しく覚える

   ・ 結核を疑う症状 咳が長く続いて,風邪が長引いているようにみえても,胸部レ線で異常陰影があり肺癌かと思ったら・・・・

   ・ 結核の組織像

   ・ 初期変化群

   ・ ツ反陰性時の解釈時の注意

   ・ 代表的治療薬の副作用

   ・ 予防治療に用いる薬剤

   ・ 多剤耐性結核,特にAIDSとの関連

   ・ 非定型 (非結核性) 抗酸菌との鑑別 ナイアシン試験

   ・ 結核菌の染色法,染色特性,培養検査に要する期間,遺伝子検査

・ 呼吸器感染症

   ・ 市中肺炎と院内感染の気炎菌の比較

   ・ βラクタム剤が効かない時に疑う起炎菌

   ・ 慢性気道感染症 初期と末期の起炎菌の変化

   ・ 空洞内の真菌感染 菌球,アスペルギルス

   ・ 日和見感染症のしてのサイトメガロウイルス肺炎とニューモシスチス症(旧、カリニ肺炎)

   ・ ニューモシスチス肺炎の治療薬,AIDSでの発症予防

   ・ 非定型抗酸菌の代表菌名

   ・ 薬剤耐性肺炎球菌

   ・ 誤嚥性肺炎 基底核部脳血管障害、起エ炎菌、ACE阻害剤、サブスタンスP、口腔ケアの重要性

・ 肺血栓・塞栓症と深部静脈血栓 誘引,診断法,治療,予防法

 


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