耳 鼻 咽 喉 科 

 ・私の個人的印象では,看護婦の卒前教育で単位認定のための試験として出題しやすい箇所は限られてくるような気がするのよね・・・・

 ・試験に出なかった,誤記があったなど,本記載利用に伴い損害が生じても,一切の責任は負えません。ご了承の上,各自の自己責任で参考にして下さい。


1) めまい vertigoとdizziness,回転性と非回転性

2)伝音性難聴と感音性難聴の区別 補聴器のよい適応 代表的疾患

3) 耳管と耳管狭窄,通気--耳管機能が悪いためか,鼓室が陰圧で鼓膜が陥凹している例では各種の不定愁訴を訴える場合があるとの話を以前聞いた。

4) 花粉症,アレルギー性鼻炎は詳細に, I 型アレルギーの機序,主用症状三つ,肥満細胞脱顆粒抑制薬,ステロイド吸入薬,手術適応(肥厚性鼻炎-粘膜切除,甲介骨切除,/鼻中隔彎曲)

5) 突発性難聴,内耳窓破裂,ロック難聴を対比して記憶,

6) 突発性難聴の治療=内耳性難聴治療の一般論,ただしEvidenceはあるのか?

  ステロイド薬,抗血小板剤,循環改善剤,ATP,頚部交感神経節ブロック,ビタミン剤

7)メニエール病の3大症状(めまい,耳鳴り,難聴),病態生理,オージオの特徴--水平性または低音障害型

8) 病巣感染と扁桃摘出,糸球体腎炎,掌せき膿疱症(漢字は自分で!)

9) 鼻出血 小児-異物  成人-癌を疑う

10) 副鼻腔炎 侵され易い副鼻腔--上顎洞

11) 慢性副鼻腔炎 手術治療の方針(本格的手術は後回しにして,随伴する鼻中隔彎曲に対して手術をし,通気をよくして様子を見る), 14員環マクロライド治療

12) 副鼻腔気管支症候群,びまん性汎細気管支炎(副鼻腔炎の既往)

13) 滲出性中耳炎, 再発のしやすさ,鼓膜のチューブ留置,アデノイド切除

14) アデノイドの症状 どの扁桃か(咽頭扁桃),好発年齢,症状(学業成績不信の原因のこともあり,通気不良で頭がぼー!)

15) 急性化膿性中耳炎 起炎菌,鼓膜切開,抗菌薬投与の是非(外国ではまず無投薬で経過観察という地域さえある,自然治癒傾向,では自然治癒の期待できる例とそうでない例をどう見分けるかとなると,難しい・・・),ペニシリン耐性肺炎球菌

16) 良性頭位めまいの症状,原因,治療--「めまい」は無理に難しい医学用語を用いないてもよい。

17) 気管支異物 左右のどちらに入りやすいか,またその理由,単純レ線での診断(吸気,呼気での撮影と縦隔動揺から判定),水分を吸う物質を吸入した場合は後で狭窄が強くなるので要注意,一次救命処置としてのHeimlich法

18) 急性喉頭蓋炎 小児/耳鼻咽喉科救急疾患

19) 難聴の原因となる感染-- mumps, measles, meningitits--流行性耳下腺炎,麻疹,髄膜炎 小児後天性難聴:3つのM

20) 睡眠時無呼吸症候群 中枢性と閉塞性の概念を理解する。症状,診断,治療法,nasal CPAP,基礎疾患,Pichwick症候群

21) Ramsy-Hunt 症候群

22) 騒音難聴,音響外傷のオージオ,C5-dip

23) 喉頭癌 放射線治療,食道発声法

24) 難聴の原因となる薬剤 アミノ配糖体抗生物質

25) 中枢性顔面神経麻痺と末梢性の鑑別(神経内科教科書参照),ベル麻痺治癒後の後遺症

26) 両側聴神経腫瘍と神経線維腫症 2型