腎・尿路疾患(含,泌尿器科)

 上部尿路は内科領域,下部尿路と男性生殖器は泌尿器科領域,上部尿路でも手術治療の対象となる疾患は泌尿器科,副腎疾患は内科で診断して外科か泌尿器科で手術というような感じです。診療科の間に境界領域が存在しますが,ここでは主に内科,主に泌尿器科で扱う疾患に分けて記します。

 重複する部分はどちらの項目中でも記すようにしました。

 


内科/腎臓・尿路疾患

・ 腎障害のある時に異常が見られる血液生化学検査,尿細管障害を表す検査

・ 左右の腎機能を別々に検査にする方法

・ 内科的血尿と泌尿器科的血尿の鑑別方法

・ ネフローゼ症候群とは? 検査所見というか,定義

・ ネフローゼ症候群,微小変化群ではみられない,他の型を疑う徴候 血尿,血圧,ステロイドの反応性,年齢

・ 慢性糸球体腎炎の各疾患の組織像 膜性腎症,膜性増殖性糸球体腎炎,巣状糸球体硬化症,微小変化群

・ 腎のう胞 孤立性とのう胞腎の比較 遺伝性

・ 慢性腎不全

  ・ 腎性貧血と治療薬

  ・ 腎性骨異栄養症と治療

  ・ 続発性副甲状腺亢進症と治療

  ・ 糖尿病性腎症と微量アルブミン尿,ACE阻害薬,Ca拮抗薬,糸球体高血圧

  ・ 慢性腎不全の食事療法

  ・検査 予後推測  1/血清クレアチニン

・ACE阻害薬と腎機能低下抑制作用、作用機序  
・ 他疾患での薬物投与時の留意点  肝排泄性薬剤の選択

  ・ 高血圧治療の必要性

・ 急性腎不全 腎前性,腎性,腎後性の理解

・ 溶血性尿毒症症候群の概念,検査所見,腸管出血性大腸菌とベロ毒素

・ Goodpasture 症候群 何型アレルギーか,何処への自己抗体

・ Alport 症候群 難聴と遺伝性

・ 腎癌  組織型,転移巣と原発巣の関連,主用症状、薬物治療、生検の可否

・ 尿路の単純性感染症と複雑性感染症の概念,起炎菌の相違

・ 尿路結石の基礎疾患,手術適応,治療法

・ 無症候性血尿のある場合,疑うべき疾患

・ 尿路結石の三大症状

・ 腎血管性高血圧の主要基礎疾患,レニン・アンギオテンシン,アルドステロン系の理解,治療薬(内科治療の場合は,どの降圧薬でもよいわけではない-切れ味に問題),バルーン血管拡張術

・ 腎障害を起こしやすい薬剤 有名なものは覚えておく,特にフェナセチンと間質性腎炎,尿路発癌

・ 尿細管性アシドーシス シェーグレン症候群との関連 遠位か近位か

・ 排尿時のどの時期で採尿するかによって,病変部位を推定する方法

・ 溶連菌感染後糸球体腎炎 検査所見,治療方法   

・ 特発性腎出血,ナットクラッカー現象

・ 末期腎不全と萎縮性のう胞腎と腎癌,その治療法

・ 膀胱カテーテル留置と尿路感染

 IgA 腎症の症状の特徴

・ 膀胱尿管逆流現象と逆流腎症,手術適応(内科,泌尿器科より小児科で出題されやすいかも)


泌尿器科

・ 超音波検査  経腹壁と経直腸の比較

・ 分腎機能検査

・ 採尿方法と病変部位

・ 膀胱尿管逆流と逆流腎症

・ 腎血管性高血圧の三大原因 好発年齢,性差

・ 孤立性腎のう胞と のう胞腎の区別 治療法

・ 膀胱憩室の症状 排尿時

・ 前立腺癌の腫瘍マーカー,採血時の留意点(前立腺マッサージ後)

・ 精巣腫瘍 腫瘍マーカー,セミノーマと他の型との比較(放射線感受性など),リンパ節転移の部位、生検の可否、

・プレーン徴候

・ 膀胱癌 膀胱癌を疑う症状,特に表在腫瘍の特徴,BCGによる再発予防

・ 停留睾丸と発癌

・ 精子の発育到的温度と陰のうという場所にある理由

・ 治療可能な男性不妊  不妊症の原因の男女比

・ 勃起障害治療薬 バイアグラを一般名でいえるか 硝酸薬併用禁忌の理由,アポモルフィンが有効との成績

・ 慢性前立腺炎の治療

・ 副腎腫瘍

  ・ 褐色細胞腫 発作性,持続性高血圧  尿中VMA , 副腎の何処由来の腫瘍か,10%腫瘍の意味

  ・ アルドステロン症 血清電解質の変化とそれによる症状,二次性高血圧

・ 腫瘍マーカーの臨床的意義

   前立腺癌では早期発見,スクリーニングに用いるが一般的にはどうか

・ 単純性尿路感染と複雑性尿路感染

・ 無症候性血尿の際,疑う疾患

・ 腎癌 原発巣と転移巣の関連,主要症状,組織型

・ 尿路結石 どの程度の大きさまでなら自然排出されるか,基礎疾患,治療法、Ca摂取の是非

・ 尿失禁の各型を説明出来るように 腹圧性,逸流性,切迫性・・・

・ 排尿と自律神経支配,薬物の影響, α遮断薬,抗コリン薬(副交感神経遮断薬)

・ 前立腺肥大 

  ・ 内腺(肥大)と外腺(癌)という古典的記述も併せて覚えておく。peripheral zone, transitional zone

  ・ 薬物療法 α遮断薬,抗アンドロゲン剤/ 薬剤名,長所と短所

  ・ 温熱療法やバルーン拡張術があるってことくらいは覚えておいた方がよいかも

・ 睾丸炎を起こすウイルス


・腹圧性尿失禁の症状、検査所見、治療

・間質性膀胱炎と過活動膀胱の概念、治療法

・ 神経因性膀胱  神経の損傷部位と膀胱の緊張度,トリガーポイント

・ 間欠的自己導尿の適応,清潔操作の程度/完璧な無菌性は必要か

・重複尿管の項で出てくるある法則

・ 残尿と尿路感染

・ 尿閉と無尿の区別

・ 尿閉だ! カテーテルは無い,膀胱内容はいっぱいで恥骨上が隆起,救急車はすぐには来られない,さてカテーテル導尿以外にどういう方法が考えれる?

・ Wilms 腫瘍 身体所見の特徴と言うか合併症