内分泌・代謝疾患(内科)

内分泌は各ホルモンの作用の概略を覚えるのが基本。結局は,内分泌はその作用が過剰か足りないかである。


症状を細かく覚えておきたい疾患

1) 末端肥大症  顔の特徴,指輪のサイズの変化
2) Basedow病 三大症状は必須
3)  粘液水腫 顔貌の変化 精神活動低下(痴呆と誤診の可能性?)
4) Cusching 症候群 とにかく教科書丸暗記
5) アルドステロン症 高血圧 低K性周期性四肢麻痺

 設 問 

1) 高血圧の基礎疾患
2) 褐色細胞腫 10%腫瘍の意味
3) Sipple症候群 甲状腺**癌と何の組み合わせ?
4) 異所性ACTH産生腫瘍の代表例
5) Cushing症候群の原因検索に用いるデキサメサゾン抑制試験とその解釈
6) 高Ca血症の基礎疾患
7) 悪性腫瘍に伴なう高Ca血症 PTH関連ペプチド 治療法(ビスフォスフォネートを含む)
8) 下垂体性小人症のGH分泌不全を確認するための負荷試験
9) Sheehan症候群とSimmonds病の概念 どっちが分娩後?
10) Addison病の主な基礎疾患
11) 尿崩症と鑑別すべき疾患,鑑別に用いる検査,検査所見の解釈
12) 甲状腺機能亢進と機能低下時の血清コレステロール値
13) 副甲状腺機能低下の概念の区別 原発性,続発性,偽性
14) 褐色細胞腫の補助検査 バニリルマンデル酸(VMA) メトクロプラミド
15) 甲状腺自己抗体
16) 下垂体性小人症の身体所見の特徴(他の小人症と比較すると)
17) クレチン症 精神障害と早期治療の必要性
18) 下垂体性小人症の基礎疾患,原因
19) SIADH の基礎疾患,検査所見,治療(特に飲水量)
20) Basedow病の治療法 (薬物,放射線,手術),無顆粒球を起こす薬剤,放射線と機能低下
21) Basedow病と不整脈
22) 甲状腺機能検査
23) 痛風  検査所見,関節炎の起こりやすい関節,治療薬の適応(尿酸排泄薬か合成阻害薬か)
24)低血糖を来たす原因 膵インスリノーマ,インスリン自己免疫症候群,糖尿病治療薬
25)Turner症候群の染色体(XO)と身体所見,身長とGH投与
26)Kleinfelter症候群の染色体,身長は?

糖 尿 病

患者数は多く,重要な疾患なので細かく覚えておく必要がある。

1) 高血糖を来たす疾患,二次性糖尿病の基礎疾患
2) 1型と2型の原因(学説)
3) 症状(非特異的だけど一応覚える)
4) 合併症 三大合併症は必須
5) 血糖値の正常値  空腹時126以下,GTT 2時間値は**以下?  境界型の範囲
6) 血糖値以外の血糖管理の指標 そしてその中で管理不良時に低値を取るのは?,各々の検査について,どの程度の期間の血糖平均値を現すか記憶。
7) インスリン投与の絶対適応
8)経口薬の種類,適応、インクレチン作動薬も含めて
9) アカルボース,ボグリボース使用時の低血糖時治療の注意点
10) ナテグリニドの利点
11) 食品交換表の概略 各分類の内容 チーズは何処に入るか
12) 腎症とACE阻害薬アンギオテンシン受容体拮抗薬,背景の薬理作用は?
13) 微量アルブミン尿の検査意義
14) 自己抗体 (GAD ,ラ氏島)
15) 糖尿病性昏睡二つ型の比較
16) ニューロパシーの治療薬
17) 自律神経障害の症状 胃の運動障害等
18) スルホニル尿素剤とナテグリニドの作用機序
19) 糖尿病性網膜症の概略 単純性と増殖性の区別 光凝固
20) 2型(インスリン非依存型)で血糖管理不良のためにインスリン投与を開始した例で,インスリンを後に中止できるか。
21)インスリン自己注射、皮膚消毒の必要性の有無、服の上から針を指してもよいか。